公認教会向けの社会信用評価システムが登場
中国で一般市民の監視と管理に使われている悪名高い全国規模の評価システムに似たシステムが、教会にも導入され、政府の規制に「従わなかった」として教会が閉鎖に追い込まれている。減点システムは、信者を苦しめ、管理するための新たなツールと化した。
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「美しい農村」の建設のために、住民の生活を破壊
中国全国で「美しい農村を構築する」キャンペーンが行われた結果、土地の収用、地所の解体だけでなく、人まで死んでいる。一般の人々が「人々のための」政策の犠牲になる。
中国人牧師の自殺の謎をひも解く新しい証言
宗永生牧師は河南省商丘市のプロテスタントの政府公認教会の指導者であり、4期連続で同市の中国人民政治協商会議の常任委員を務めた人物である。7月17日、宗氏は遺書を残して、聖同心教会堂の5階から飛び降り自殺した。様々な情報源と信者の助けを借り、Bitter Winterは宗永生氏の自殺に関する詳細を掴んだ。
データ収集アプリが宗教の監視を後押し
河南省の当局は、下級の政府職員向けに宗教活動に関する情報を収集し、通報できる新しいモバイルアプリの利用を推奨している。
十戒を恐れる中国共産党
中国共産党は国民に共産党のみを崇拝させ、キリスト教の基本の戒律を教会から排除するよう命じている。
政府公認の教会に新たな規制の方策: 宗教施設の5つ星評価を開始
政府公認の教会に課された新たな規制の方策は、政権に従わない宗教施設のポイントを差し引き、閉鎖に追い込むと脅すものだ。得点が50ポイントから74ポイント以下の宗教施設は、1年間に渡り全ての活動を停止し、「修正」を行わなければならない。2年連続でポイントが50を下回る宗教施設の登録証は取り消される。
地元政府に押し寄せる信者弾圧実行の圧力
宗教迫害を強化するため、中国共産党は中国各地の草の根レベルの当局に圧力をかけて管轄下に住む宗教関係者の取り締まりをさせている。失敗をすれば個人で責任を取らなければならないため、地元当局は宗教施設と会衆の管理、監視のレベルを常に最大限に上げている。
独占レポート: 2,000人を超えるウイグル族を密かに河南省の刑務所に移転
2,000人を超えるウイグル族が2か所の刑務所に移されたことを複数の情報提供者が報告している。彼らは他の囚人から隔離され、独房の中で殴られている。
共産主義の「神」の崇拝を拒む三自教会会員、家庭教会に参加
厳しい取り締まりが行われているにもかかわらず、かつてないほど多くの国家公認教会の信者が教化よりも危険の中で生きることを選んで非公認の礼拝所（家庭教会）に加わっている。
河南省で宗教をもつ人々のデータベース作成
教会の信者の監視が強化されるなか、全ての行動は見張られ、個人情報の分析が行われている。さらなる弾圧と統制を実施するためだ。
中国の貧困緩和策「2つの安心と3つの保証」の実情
貧困を緩和させるための習近平主席の政策は、新たなプロパガンダのツールと化し、地域の政府職員は実現不可能な任務を強要されている。
牧師の試験の合格基準は党への従順度
河南省の当局は三自教会の牧師を徹底的に審査する取り組みを実施している。「愛国心のない」牧師を排除することがその目的だ。
